— Occupational Health Through Structure
産業保健は長い間、医学の視点から語られてきました。
健康診断、疾病管理、治療、復職支援。
しかし実際の職場で起きている問題の多くは、
個人の病気ではなく 職場の構造から生まれています。
長時間労働
役割の不明確さ
組織設計の問題
コミュニケーションの断絶
これらは医学だけでは解決できません。
そこで必要になるのが
構造として産業保健を捉える視点です。
私はこれを
Structural Accountability Theory(SAT)
構造責任理論
として整理しています。
SATでは、健康問題を個人の問題としてではなく
職場構造から生じるリスクとして捉えます。
そして産業医は
医学リスクを企業の意思決定へ翻訳する役割を持ちます。
つまり
職場構造
↓
リスクの発生
↓
医学評価
↓
企業の意思決定
↓
働き方の設計
という流れです。
産業保健は
単なる医療支援ではなく、
働き方を設計するための社会システム
なのです。
このサイトでは
– 構造で見る産業保健
– SAT(Structural Accountability Theory)
– 産業医の役割の再定義
について発信していきます。
もし同じ問題意識を持つ方がいれば、
このサイトが新しい議論の場になることを願っています。